英文から正解のヒントを探すコツ
英語長文を読んでいると、なかなか英文の内容が理解できない生徒がいます。こういった時は対比を意識することや言い換え表現に気付くこと、論理マーカーの正しい理解をすることで分かる部分が増えていくことを生徒に教えます。
英語の文章の段落構成は分かりやすく作られています。「過去はこうだった⇔現在はこう」、「言いたいこと→その具体化」等、読み手にとって理解しやすい組み立て方で文章を作っていきます。また、文章に何らかの変化がある場合、what's more や for example のような論理的な標識を置いていくことが多いです。
長文が苦手な生徒は、本当に単語を拾っていくだけの読み方になっています。そんな生徒にこういった視点を持つように指導すると、長くて読みにくかった英文が、しっかりと組み立てられていることが理解できます。
もちろん、こういったことができるようになるためには、長文を読むための単語力があることが非常に大切になりますし、基本的な構文がしっかりとれることも重要です。テクニックに走りすぎないことが、英語力を高める一番の近道なんだと思います。
今日も生徒に、時間の対比で内容を推測するアドバイスをしてみたところ、難しい単語にひるまずに英検の長文を正しく読み進めていました。これから読む英語長文でも、内容を理解するためにできることを実践していってほしいです。
今日やったこと
構文 too to の説明
長文 速読英単語 上級編×1
英検1級 長文×1